2022年4月下旬から10月下旬まで職業訓練校の「グラフィック・WEBデザイン修得科」というコースを受講し、就職活動を経て、11月中旬にデザイン会社から採用をいただきました。
2022年12月11日現在、雇用形態はアルバイトではあるものの、社員とほぼ同じように平日09:30-18:30のフルタイムで勤務しています。(追記:2024年3月から正社員として勤務)
今回は僕がExcelの勉強をすることになった経緯と、教材として使っている学習サイトについてのレビューみたいなものを綴っていきたいと思います。
Excelの勉強をすることになった経緯①
僕がアルバイト応募をした時の募集要項では、主な仕事内容は「WEBサイトの更新作業」というような記載があり、実際に入社してからもそういった業務に取り組んでいるのですが、チーム事情等もあって僕は「WEB解析」という仕事もすることになりました。
WEB解析の仕事の話を初めて聞いたときは、
Googleアナリティクスを使って分析するくらいならスグに出来るようになりそうだなぁ
と思っていたのですが、実際はそんな簡単な話ではなかったです。
何が僕にとって簡単ではなかったのかというと、「社内でWEB解析に使われているフォーマットが既に存在していて、それに沿った資料作成をしなければならない」というところです。
そのフォーマットに沿った資料を作成するときに、Excel(エクセル)が必須だったのです。
Excelの勉強をすることになった経緯②
そもそもGoogleアナリティクスというのは、対象のWEBサイトが目的に沿った運営を行えているのかどうかを解析できるツールで、ツール内にExcelファイルとしてエクスポート(出力)する機能がついていたりする超絶便利なものです。
もし僕自身がオリジナルでWEB解析レポートを作成するのであれば、基本的なExcel操作だけで済むように、Googleアナリティクス内のエクスポート機能を使い倒して仕事を進めていきます。
しかし、実際の業務ではフォーマットに沿った資料作成をしなければならないので、場面によっては手作業で細かいコピペを繰り返すことが求められるということが起こります。その手作業が僕にとっては「とても苦手な作業」でかつ「とても苦痛に感じる作業」です。
結果的に、「資料作成に時間が取られて解析という本質的な仕事がほとんど出来ない」という現象が起こっています。
そこで、僕は思いました。
僕自身がExcelを中級~上級レベルで使い倒せるようになったら、エクスポート機能だけでデータ作成がほとんど完成するように、Excel関数を駆使したフォーマットを作る側に回れるんじゃないか?
以上の経緯があって、Excelの勉強を始めることになりました。
ちなみに、当時の僕のExcelレベルは「新卒入社前の大学生くらい」だったと思います。
強い学習動機
手作業で細かいコピペを繰り返すことが求められるフォーマットに沿った資料を作成しないといけないという状況。
Excelを使い倒せない僕が「フォーマットを変えてほしい」とお願いしても、その状況は変えられません。
しかし、僕が業務効率化されたフォーマットを作られるようになれば「じゃあ、今後はフォーマットの作成よろしくね」という話になると思います。そして、そうなるようにやっていきたいです。
Excel学習を続ける動機としては十分に強いんじゃないかなと思っていて、12月5日月曜からExcel学習を始めてからの1週間、平日の夜は毎日1時間近く学習を進められました。「使い倒せる」ようになるまでは3カ月くらいかかりそうですが、継続出来たら見えてくる景色が変わってくるんじゃないかなぁと思っています。
学習サイトの選び方
Excelの学習を始めるにあたって、Googleで「Excel 学習」と検索すると次のサイトを見つけることが出来ました。
上記の記事では9つのExcel学習サイトが紹介されているのですが、それぞれの教材がどのような特徴を持っているのかを一目で把握できる表が記事内に掲載されていて、僕はそれを参考にして選びました。
その表で使われていた項目は以下の4つです。
- 学習ジャンル
- 練習問題の有無
- ファイルダウンロード機能の有無
- 動画コンテンツの有無
昨今は動画コンテンツでの学習が流行っているようですが、Excelに関しては実際に手を動かさないと使い倒せるようにはならないだろうと思っているので、「動画コンテンツの有無」の項目は無視し、「練習問題の有無」と「ファイルダウンロード機能の有無」を重視して選びました。
無料の「Excel独習用教材」の魅力
僕が選んだ学習サイトは「Excel独習用教材」というものです。
正直、サイトデザインは古い感じがあり、あまりイケていないと思います。しかし、取り組み始めてからの1週間で「ちょっとずつ使えるようになってきたぁぁ」という実感が得られました。
「Excel独習用教材」の魅力の1つとして、実践的な練習が行えるという点が挙げられます。練習問題を解いていくことが出来るExcelファイルをダウンロードできるようになっており、実際にExcelを使って学習を進めることができます。
また、学習する内容を細かく選ぶことが出来るという点も大きな魅力だと言えます。「初級」「中級」「上級」「VBA」といった難易度別で学習を進められたり、知りたい機能だけを選んで学習することができたりといった感じで、「自分が今何を学びたいのか」というところにフォーカスして学習することができます。
さらに、ダウンロードをするファイルによっては解答の正否判定やシートの移動を行うための機能が付けられていたりと、スムーズに学習を進められるようなサイトになっています。
(追記)Excelを中級者レベルまで使えるようになって得したこと
「Excel独習用教材」の中級問題を解きつつ、実務でExcelを使い続けた結果、WEB解析の仕事だけでなく、コーディングで大量の情報を流し込む時にExcelを駆使して大幅な時間短縮に成功させることまで出来るようになりました。
また、GoogleスプレッドシートもExcelとほとんど同じ要領で使えるため、Excelを使う機会が減るようなことがあったとしても、身に付けたスキルが無駄になることは当分なさそうです。
Excel学習した成果は、大量の情報を流し込む時のコーディングやGoogleスプレッドシートの作成に活かせることがある。
(追記)LookerStudioのおかげで
手作業で細かいコピペを繰り返すことがとても苦痛で、そういった作業をなくすためにExcelの学習を始めたのですが、今となっては「LookerStudio」があるため、グーグルアナリティクスの数値をグラフや表で見やすくする過程でExcelを使うことが大幅に減りました。
とはいえ、LookerStudioでは抽出できない数値項目があったり、LookerStudioでは実現できないグラフや表を作成したりするときは、Excelを使います。
また、LookerStudioの中でデータソース設定をいじるときに、Googleスプレッドシートを使うこともあります。
そんな感じで、「Excel独習用教材」を使った成果は、当初想定していたイメージと異なる形で活かされたりしています。
ここまで、僕がExcelの勉強をすることになった経緯と、教材として使っている学習サイトについてのレビューみたいなものを綴ってきました。
一旦ネット上にある学習サイトで学びましたが、Amazonで気になるExcel学習本を見つけたので、備忘録がてらにリンクを貼っておきます。