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パッケージ制作実習

パッケージ制作実習 制作実習

現在、大阪にある職業訓練校の「グラフィック・WEBデザイン修得科」というコースを受講しています。期間は6カ月間です。来週の授業から6か月目に突入するというところです。

就職先はまだ決まっていません。

今回は、職業訓練3か月目に行った「パッケージ制作」の制作過程などについて紹介していきたいと思います。

ちなみに、学校で実施されたグラフィックデザインの制作実習は以下の4つです。

  • ロゴ・名刺制作
  • パンフレット制作
  • 広告デザイン制作
  • パッケージ制作

制作に費やせる日数は?

職業訓練2か月目で「ロゴ・名刺制作」「パンフレット制作」を行い、3か月目で「広告デザイン制作」「パッケージ制作」を行いました。

パッケージ制作期間
もともと「パンフレットデザイン制作実習」は4日間だけの予定だった

上の写真は学校側が入校式のときに配布していた工程表なのですが、これを見ていただいたら分かる通り、もともと、パッケージ制作には4日しか割かない予定だったそうです。しかし、実習が始まる前に先生方が「パッケージ制作、4日では足らないだろう」という判断をしてくださったので、プレゼンの時間等を差し引いても実質4.5日間くらいの制作時間が得られました。

どんな課題だったか?

パッケージの箱タイプの選択から、デザインしたものを厚紙に印刷してパッケージデモを作るというところまで行いました。

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僕が選んだ箱タイプは「N式型」です。

成果物

僕が制作したパッケージはこちらです。

選んだ商品は、CBD(カンナビジオール)のハニースティック商品です。

3年前くらいに「CBDがこれから流行るぞ~」っていう情報を小耳に挟んで、それ以来、動向を伺っていたのですが、制作開始時点では流行ってきたという実感を得られていなかったので、自分なりに原因と改善策を考えてパッケージデザインを行いました。

僕は、消費者がCBD系商品に対して「なんとなく怪しさがある」と感じていたのではないかと考え、「値段が少し高い」という本来の商品特性は守りながら「とっつきやすさ」も必要なのではないかと思い、

それなりに品の感じられる嗜好性」×「手に取りやすい安心感

を両立させられるパッケージを目指して作りました。もちろん実際に1商品で流行を作ることを想定するのであれば、定性分析だけでなく統計データを基に定量分析するところから、その分析を基にSNS施策を立てて認知度合いを上げるところまで、Webマーケターさんとかがするのだろうと思われますが、あくまで「パッケージ制作実習」ということなので、自分に出来る範囲で考えて作りました。

制作終了後のプレゼン時点では中ゲスや瓶は用意してなかったのですが、先生の助言を受けてから、中ゲスを作成したり100均で小瓶を買い揃えたりするところまで行いました。

ゲスとは?「中仕切り」と「中ゲス」の意味は?

個人的には、文字をキレイに詰めていけた側面部分を気に入っています。

フォントタイプの検討からネガティブスペースの調整まで、楽しくやっていた記憶があります。十分な制作時間が与えられたので、気楽に制作に取り組むことができました。

ハニースティックの代わりにレモンティーを入れています。

小瓶を1つ手前に置いて使用イメージが湧くように写真を撮りました。先生から教えてもらった撮影テクニックです。テキストだけでは得られない知識や考え方を先生からたくさん教えてもらいました。


以上が、職業訓練で行った「パッケージ制作」の紹介でした。

グラフィック・Webデザインの職業訓練を受けていると、「本当に無料で受講していていいのかな?」と思えるようなことが多々あります。

もちろん職業訓練を受ければ誰でも希望した職種で就職ができてしまうような魔法のようなところではありませんし、有料の専門学校とかスクールにはまた別の魅力があるのかもしれません。

しかし、独学では気づけない考え方とか感じられないこととかはあるんじゃないかと思います。(独学でデザインの勉強をやっていたわけではないですが、、、)

当たり前のことではありますが、無料だろうと有料だろうと、結局、何を吸収して何を作り上げるのかというところは自分次第なのだと思います。実際、同じクラスに「プロの方ですか?」と聞きたくなるようなスゴイモノを作ってくる人もいます。

じぶんが得られている環境を十分に認識し、上手く使っていき、結果的に何かしらの還元ができればやっていく。そういった感じで今後の勉強や仕事をやっていきたいなと思います。

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